チャレンジ/進研ゼミ・・・って名前を聞くとどんな印象をお持ちですか?
通信教育はなんか怪しい?って感じでしょうか?
うちの息子はベネッセの子供チャレンジ/進研ゼミを始めて今年で10年目になります。
10年間続けてきて良かった所そうでなかった所をまとめ、これから受講を考えている方の参考になると嬉しいです。
海外住みで、家庭では日本語、学校は英語の環境の中、週に3回の進研ゼミだけでどのくらいの日本語を理解して勉強ができるのかも検証しています。
ベネッセコーポレーション
ベネッセコーポレーションはベネッセグループにおいて主に教育・生活事業を展開しています。
本社は岡山県、支店が日本国内に11社ありそれから台湾に海外支店があるようです。
進研ゼミの未就学児部門として、1988年4月1日に「幼児講座」(現在の「ほっぷ・すてっぷ・じゃんぷ」)、そして1994年に2-3歳児向けの「おやこ講座」(現在の「ぽけっと」)が開講。その後進研ゼミから独立して「こどもちゃれんじ」となり、乳児向けとして「baby」「ぷち」も開講し現在に至っている。
年齢や目的に合わせてさまざまなコースを選択できる。教材に登場するキャラクターであるしまじろうは、同教材の代名詞となるほどに有名。こどもちゃれんじ購読契約時にしまじろうのハンドパペットが付録としてついてくるが、これは、付録ビデオの演出脚本も手掛けている作家の葉方丹の発案である。また、俳優の二瓶鮫一がお話コーナーの朗読を担当していることでも知られる。 by wikipedia
wikipediaにも書いてあるのですが年齢にあった教材が届くって言うのが本当に良いんですよね。
年齢にあった教材
お子さんの教材選びって意外と大変なんですよね。いつから始めたら良いのか、どんなふうに始めたら良いのか?私も1人目の時すごく悩みました。そんな時に見つけたのがチャレンジでした。
我が家がチャレンジを始める決めてとなったのは、海外受講をやっていたからです。自己紹介にも書いているように我が家はオーストラリアに住んでいます。
チャレンジを始めたのがちょうど息子息子が生まれた時でした。海外に住んでいるとはいえ日本語もしっかり学ばさせたいというところから、こどもちゃれんじを始めました。
未就学児の教材一覧
こどもちゃれんじ・baby(0-1歳児向け)
こどもちゃれんじ・ぷち(1-2歳児向け)
こどもちゃれんじ・ぽけっと(2-3歳児向け)
こどもちゃれんじ・ほっぷ(3-4歳児向け)
こどもちゃれんじ・すてっぷ(4-5歳児向け)
こどもちゃれんじ・じゃんぷ(5-6歳児向け)
我が家ではオプションで読み聞かせコースの絵本が届くプランを追加で2年間やっていました。
子供チャレンジをやっていて良かった点
- 生活習慣を身につける
小さいうちだと、トイレットトレーニングから始まり、歯磨き、ご飯を食べる時は椅子にちゃんと座るなど、小さいお子さんに教えたい生活習慣をDVDをみながら子供と一緒に勧められる。
- マナーを身につける
挨拶、お礼をするから始まり、靴を脱いだら揃えるなど、小さいうちからマナーが身につけられるのも良いですよね。
- 考える力を身につける
年齢にあった教材なので、お子さん自身で考えられるように工夫がされている。またDVDではこう言う時はどうする?って感じで促すあたりも子供の考える力を引き出していて、とてもいいと思いました。
- 自分でやってみる力を身につける
お子さんに声かけをするときなども、ロールモデルのしまじろうがいるので、しまじろうもやってたからやってみようか?っと言う感じでやってみる力も身につけられると思いました。
- 遊びの中から学ぶことができる
毎月届くおもちゃも年齢にあったおもちゃが届きます。なのでおもちゃの買い足しも不要です。届くおもちゃは知育玩具なので遊びながら学ぶことができるのも良いと思いました。
- おとうさん/お母さんがちょっとだけ自分の時間が持てる❤︎
さっきから話しているDVDなのですが15−20分程度のDVDが毎月届きます。テレビだとついダラダラとみせてしまいがちですが、例えば(自分の用意や家事などなど)がある時などに、15−20分のDVDはちょうど良いんです。DVDが終われば、テレビを消されてもDVDを一本見たことに満足するので、その後、別の行動に移しやすい!
そうでなかった点
いまいちだった点を考えたのですが、本当になくって、唯一あるとすればDVDで出てくるしまじろうが良い子すぎてツッコミどころが満載なところでしょうか。
チャレンジの付録に似た知育玩具
上の写真のものが実際に届いた付録です。もう処分してしまった物もあるのですが、この写真に乗っている付録はまだ娘(6歳の娘が遊んでいるのでとってありました)
このようなひらがな、カタカナを持ち運びできて練習できるおもちゃ、あると便利ですよね。お出かけの時にも持ち運べてちょっと静かにしてて欲しい時に重宝しますよね。こちらの商品はアマゾンで1600円だそうです。
こちらはIKEAの商品になるのですがチャレンジからも布製のおままごとセットが付録としてついてきました。また年齢が上がると布製からプラスチック製の音が出る仕掛けのキッチンシンクやフライパンお皿などもありました。
付録の中でも多かったのがパズル系のおもちゃです、小さい頃は木製の動物の形パズル、お寿司の立体パズル、それから左の写真のような図形パズル。年齢にあったパズルが届くのでちょっと頑張ったらできるってのが良いですよね。
絵のパネルにあわせて、パズルを組み上げる! 頭の体操に最適の知育パズルです。大人でも一瞬どうやって作るんだろうって思うような形がたくさんあります。うちの子供が長らく遊んだおもちゃの一つです・・・懐かしい。
海外在住の子供が進研ゼミ・ちゃれんじをやってどのくらいの日本語力がみにつくのか?
正直、小学生以下の子供へのチャレンジは影響力大です。基本幼稚園が始まるまでは私と2人でいる時間が多かったので、日本語を使う機会も多かったってのもありますが、付属のDVDやおもちゃでたくさんの日本語を習得できたと思います。
ひらがな/カタカナの書き方読み方も特に他の教材を買い足すことなく読み書きができるようになりました。もちろん親御さんがしっかり一緒に時間を作って教えてあげるっというのが絶対条件ではあると思います。
進研ゼミ小学生講座を受けてて良かった点
- 勉強の習慣が身に付く
決まった時間に勉強が始められるようにアラムーだったり、20分間集中タイマー(付録)で短い時間で集中できるような仕組みになっていて勉強が習慣化しやすいと思います。
- 付録についてくる知育おもちゃで遊びながら学べる
チャレンジの時からそうなのですが、毎月子供が楽しみながら勉強できる付録がついてきます。遊びながら勉強できるのはやっぱり理想的で、特に今の子達は小さなゲーム機のようなおもちゃで勉強するのが得意なようで、ゲームをクリアする感覚で漢字や計算をすることができます。
- タイムマネージメントができるようになる。
進研ゼミの小学生講座から赤ペン先生が始まり毎月提出日が決まっています。子供達はその提出日までに勉強を終わらせてテストを送る必要があるので、自分でこの日までに終わらせるという小さな目標とそれに向かって勧めて行くプランを自分なりに考えれるようになるのも良いですね。
- 毎月テストがあるのでどこが分かっていないかを本人/親が判断しやすい
毎月テキストが終わるとテストがありそれを赤ペン先生に送ると採点やコメントなどが返ってきます。それによってどのくらい理解しているのかを把握することができます。早い段階で基礎がためできるのはすごく良いのではないでしょうか。
そうでなかった点
本当にイマイチな点を探すのが大変で、いまいちなところと言うより私の要望としては、低学年の間はこどもちゃれんじのようにDVDで面白く授業の解説をやってくれると子供は喜ぶんじゃないかなっと思いました。
進研ゼミ小学生講座の付録に似た知育玩具
上の写真が息子の勉強エリアから見つけてきた小学生講座になって届いた付録です。
子供用カメラですね。進研ゼミで届いたものはそんなにクオリティーが良いものとは言い難いですが子供が遊んで使うには十分でした。
進研ゼミの付録ではこのようなタイプのお勉強端末が多いです。計算、漢字、英語、ちょっとしたゲームが入っていたりするのでうちの子は楽しんで使っています。
すごろく系、カードゲーム系の付録も結構あって、学年で習ったことのまとめが遊びながらできます。
最後に実験などができるタイプの付録ですね。家で簡単にできる実験が多くて体験型としてとっても良かったです。
こちらのおもちゃは頂き物だったのですが、息子が夢中になって遊んでいました。空間認識能力が養われるほか組み合わせ方で遊び方は無限大ですね。小学校3−4年生向けのおもちゃだと思います。
海外在住の子供が進研ゼミ/小学生講座を週に2−3回やってどのくらい理解力を身につけることができるのか?
小学校に上がるまでは日本語をきっちりやっていたのですが、小学校に上がる時からどうしても日本語の勉強を削って英語を取り入れるようになった我が家は、週に2−3回のペースで進研ゼミを進めています。
小学校1−2年生の頃までは漢字もそれなりにできていたのですが、3年生から正直全然ダメですね。週に2−3回の、しかも新しい漢字がどんどん出てくる中、読み書きをする機会もかなり少なくなっているので、習得するまでには至らず、年の初めに送られてくる漢字ポスターを机に敷いていつでもみれるようにはしています。
算数に関しては、たまに問題をちゃんと読まずに間違っているところもありますが、問題を理解して解くことができています。
進研ゼミ小学生講座では3・4年生になると国語と算数だけでなく、理科や社会、英語も出てきます。
海外在住の子供の理科や社会の理解度は?
聞き慣れない言葉がたくさん出てくるのは出てくるのですが、これまでづっと続けてきた経験からそれなりに理解をして、また英語で置き換えて考えたりして理解しているように感じます。
今のところ理解できず勉強が止まってしまうということもないです。
またイラストや漫画になっている部分も多いのですごくわかりやすく作られていると思います。
子供チャレンジ/進研ゼミを始める前にこれだけは知っておいて欲しいこと
チャレンジ/進研ゼミは毎月送られてくる学習プログラムです、小さいお子さん、低学年のお子さんには自分だけでやるのはとても大変です。
どうしてもご両親の助けが必要になります。ご両親が時間を避けないようであれば、お子さん1人で学習を進めていくのはとても大変です、そう言うご家庭には不向きです。
でも一見親が関わらなければいけないのはちょっとめんどくさいっと思われるかもしれませんが、この小さいうちに勉強をする習慣を身につけると高学年になった時に自学出来る子とできない子には確実に差が出てきます。っと子供達が通っているKUMONの先生に言われました。
ここが頑張り時ですね。
受講費はいくら?
受講費用に関してはどの教材を受けるかによって費用が変わってきます。下にリンクを貼っておくので受けたい受講費を確認してください。
正直海外受講費は結構高いです。受講費がレートによって変動する上、海外までの送料もあるのでしょうがないんですかね。(例)日本で小学4年生の年間費が53160円に対してオーストラリアからの海外受講は84912円になります(2021年2月現在)日本より3万円近く高くなってます。
お友達のところは受講する学年を一つ上にして、実家から3−4ヶ月分をまとめて送ってもらったりしているようですが、その場合は赤ペン先生や全国規模の診断テストを受けることができなくなってしまうというマイナスな部分もありますね。
まとめ
私自身ベネッセのこどもちゃれんじ/進研ゼミはとてもよくできた良い教材だと思いました。毎月届く保護者向けのブックレットも子供の年齢にあった悩みの解決策が書いてあったり、他のお母さんがたも同じようなことで悩んでいるのかと思うと安心する部分もあったりと、子供だけでなく私も学ぶことが多かったと思います。なのでとりあえず小学校の間(後3年)は続けて見ようと思います。
また海外住みの子供でも十分に理解してやっていけるいい教材だと思います。
確か最短2ヶ月から申し込みができたと思うので、試しにやってみるのもいいと思います。
住所などを登録するのがちょっと・・・って言う方には、アマゾンからワークブックも出ているようです。
毎日1ページでも楽しく親子で勉強習慣がもてるといいですね。
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