英語ライティングが苦手なお子さんにお勧めしたい本(参考書)

教育

のびのびとした教育を提供しているオーストラリアでもプレップから小学校が始まりGr3/Gr4を迎えるとだんだん授業も難しくなってくる時期ですね。
特にGr3ではNaplanがあったりと成績を一気に気にする時期に入ってきますよね。
又、 Gr5の私立学校のスクラーシップを受けようと思っている方もこの頃から準備を始め出すのではないでしょうか?
算数が得意な子、英語が得意な子、スポーツが得意な子など得意教科、不得意教科も出てきます。

今回はその中でも特に多いのがライティングが苦手なお子さん。
そんなお子さんをお持ちのご両親におすすめしたい、ライティングが苦手な子でも文章が書けるようになる本を紹介したいと思います。

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英語のライティングが苦手な子供

英語のライティングが苦手なお子さんは、とにかく書くことに自信がないように感じられます。文法やスペルの間違いを気にしていたり、周りの子と自分を比べてしまったりしているのかもしれません。

 

Summy
Summy

またライティングが嫌いなお子さんの特徴としては、本を読まない子が多いです。

 

読み書きができない他の可能性

以前にも書いたのですが、本読みが苦手、文字を綺麗に書けない、スペルミスが多すぎる場合はもしかするとディスレキシア/ディスグラフィアの可能性もあります。ディスレキシア/ディスグラフィアのお子さんは知的には何も問題がないのですが、読み書きがうまくできない学習障害の一つです。

詳しいディスレキシア/ディスグラフィアについてはこちらからどうぞ。

 

オーストラリアの現地の子供達が習う4つのライティングフォーマット

 

Recount writing
小学校の子供達がまず初めに習うのRecount Writing (リカウント ライティング)これは日記なんかがリカウント ライティングに分類されます。また、読んだ本のストーリを自分の言葉で書き直したりすることも、リカウントライティングです。

Narrative writing
ナラティブ ライティングは、自分でストーリを作って書くことを言います。物語の中にはちゃんとキャラクター、問題、ゴールの設定をしっかり作らないといけません。

Information writing
インフォメーション ライティングは、ノンフィクションで、正確な情報、説明、定義を簡潔にまとめないといけません。またどこから調べた情報なのかも記載しないといけません。(例)動物の生態、自然の生態など・・

Persuasive writing
パスエーシブ ライティグは相手を説得させるような文章です。自分の意見を説得力ある言葉で書く必要があります。(例)例えば、OOOについて僕は賛成です。なぜなら・・・・。

 

文章を書くのが苦手な子は、とにかくPersuasive Writingを嫌う傾向にあります。Persuasiveは自分の意見をしっかり書かないといけないので、苦手意識が強くなってしまうようです。
Summy
Summy

実際、セカンダリーが始まるとNarrative writingより断然Persuasive writingの方が多くなってきます。ですが、まず書くということが嫌いなお子さんにはNarrative Writingから始めてみることをお勧めします。

文章を書くのが嫌いな子におすすめの本(参考書)

お子さんが文章を書くのが嫌いな事をご両親が気づいたとしても、ご両親が日本で英語を習った方だとどうしてもお子さんにどのように教えていいのかわからないですよね。

我が家も、主人は中学まで日本で、私も高校まで日本だったので、こちらの小学生がどのように英語を学んでいるのか全く知りませんでした。

そんな時、プレゼントでいただいた2冊の本がとっても良かったので紹介したいと思います。

Unleash your creative monster  written by Andy Jones and Illustrated by Olaf Falafel

この本のおすすめポイントはなんと言っても、楽しく書けるということに尽きると思います。
楽しく書ける・・・・・書きたくなるっていう方が正しいかもしれませんね。

この本はナラティブライティング(自分でストーリーを考えて書いていくようにできています。)
レベルごとに基本的な文章の組み立て方などを学んだり、どのようにするとストーリーがより面白くなるのかなどを、ステップごとに学べまたエクササイズ(自分なりに書いてみよう)ができるようになっています。

この本での一番最初の課題は自分で自分のオリジナルモンスターの絵を描くところからスタートします。このオリジナルモンスターはライティングをしているときに自分を助けてくれるモンスターです。
モンスターの絵ができたら今度はモンスターのことについて説明をする文章を書くエクササイズがついています。

 

       

中にはたくさんのかわいいイラストもついていてお子さんでも簡単に読み進めていくことができると思います。

 

Summy
Summy

ここではとにかく、スペリングの間違いや、グラマーの間違いは気にせずに、お子さんに書くということは楽しい。
と言う事をメインでやっていきましょう♪

 

Write Your Own Story Word Book Written by Jane Bingham

Write Your Own Story Word BookはUnleash Your Creative Monsterよりもより文章を高度に仕上げる方法がたくさん書かれていて、こちらも読みながらエクササイズをしていく形になります。
例えばもうすでに書いてある文章があって、その文章のどの部分を書き直したほうがいいのかが詳しく書かれています。同じ意味の単語でも、もっと年齢に合った単語に書き換えたり、形容詞を増やすことによってもっと説明にリアリティーが出ることなどを教えてくれる一冊です。

  

中もカラフルなイラストが描かれていて、ページをめくるのがワクワクしちゃいます。
また文章を書くところでも、横に関連のある単語が書いてあったりと、お子さん自身が自分の空想のお話を考えていく上でヒントになるようになっています。

 

Summy
Summy

お子さんに参考書などを買う時、
どのように買ったらいいのか?
どのようなものを選ぶといいのか?
迷っちゃいますよね。

今回私は、先生をしているお友達からこちらの本をいただいて、すごくよかったので、もし文章を書くのが嫌いなお子さんがいたら、まずこの2冊から始めてみてはいかがでしょうか?

 

参考書を探すならQBDを見てみられるといいですよ。
QBDはオーストラリアでNO1のオンラインブックストアーです。もちろん店舗もあってショッピングセンターなどに入っています。
セールになっている本や参考書もありますよ。


クリックするとQBD Books のトップページに行けます!

文章を書くのが苦手なお子さんに出来る事

文章を書くのを嫌うお子さんは本を読まない子が多いということを先ほども話しましたが、その理由の一つとしてボキャブラリー(単語力)が乏しいため、書きたいことを英語で書けないっという子もいると思います。
ボキャブラリーを増やすにのおすすめなのはやっぱり読書、ですが読書って元々本好きな子じゃない限り習慣にするのは難しいんですよね。

本好きではなかったうちの息子を本好きにしてくれた本

という記事を別に書いているので、良かったら読んでみてください。
ここでは本嫌いな子でも絶対に本を読むようになるゴールデンタイムも紹介しています。

 

ゲームが好きなお子さんにはゲームで単語力を増やしましょう。

Wordle
今大注目なのがワードル、こちらはどちらかというと小学校高学年向けの
ゲームです。

ウェブベースのワードゲームになります。

 

Summy
Summy

このWordleはNew York timesの新聞に掲載されていたゲームでそれに火がつき今では世界中で大人気です。
他にもNew York Times ではSpelling Beeなどお子さんでも楽しめるワードゲームがたくさんありますよ。

 

Bananagrams
この持ち運びも可能はゲームはいつでも、どこでも、誰とでも楽しみながら単語を習得することができます。

 

Scrabble jr
このスクラブルは世界中で人気のあるボードゲームの一つです。学校でも使われていることが多いそうですよ。最近ではアプリバージョンも出ているようです。

 

Summy
Summy

ここで重要なのは、親御さんもお子さんと一緒に楽しむことです。一緒になってこんな単語あるかな?なんて調べながら単語量を増やせていけるといいですね。

 

まとめ

今回は英語ライティングが苦手なお子さんにおすすめの参考書について書いてきましたがいかがだったでしょうか?
うちの息子はとにかくライティングが苦手で本当に苦労しました。今は本を読む習慣もでき、ライティングも昔ほど嫌いではなくなってきているようです。

バイリンガルのお子さんで日本語の方が強い家庭では特にライティングが苦手だと心配ですよね。
今回紹介した参考書は本当にわかりやすく、お子さんも楽しくライティングができるようになっているのでぜひ参考にしてみてください。

他にもこの参考書がよかったよなんてのも教えてもらえると嬉しいです。

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