みなさんは小さい頃どのような職業に憧れましたか?
私たちが小さい頃に人気のあった職業はお医者さん、サッカー選手、お花屋さんに、ケーキ屋さん・・・っとこんなところではなかったでしょうか?
それでは最近の子供達がなりたい職業って何かご存知ですか?
2017年のオーストラリアの調べによると、
第1位はユーチューバー/ブロガー
2位 ミュージシャン
3位 アクター
4位 映像
5位 医者
6位 看護師
7位 スポーツ選手
8位 先生
9位 作家
ギリギリ10位に入ったのが弁護士でした。
こうやってみると1位のユーチューバー/ブロガーは異色を放っていますが、今の時代背景を見れば納得ですよね。
また他の職業を見てみると私たちが小さいい頃に見ていた夢と変わらない夢を持っていることに何となく、安堵してしまいます。
今回はそんな将来の職業、どのくらい勉強をしてなれるのか?平均収入はどのくらいなのか?
またオーストラリで最も稼いでいる職業は何なのかについてかいていきたいと思います。
子供達がなりたい職業ランキングの平均年収
子供達がなりたい職業の平均年収に入る前に、皆さんはオーストラリアの最低賃金をご存知でしょうか?
1時間$20.33になっています。
1週間38時間働いた場合の1週間の収入は$772.60
年収で考えると$40.175
このことを踏まえた上で、職業の平均収入をみていきましょう。
オーストラリアのユーチューバー
$53,000ー$848,200
オーストラリアのトップユーチュバーBounce Patrol Youtube videos は登録者数21.4ミリオンだそうで子供向けのダンスやミュージックなどの動画を配信しているようです。
またオーストラリアで人気のあるチャンネルは、
子供向け、ゲーム実況、エクササイズが上位を占めています。
ちなみに1度の動画再生で$0.01-$0.03が相場のようなので、
1000回の視聴で$3ー$5になります。
なのでこの仕事だけでやっていこうと考えるにはとても大変そうな感じはしますが、人気ユーチューバーになれば、高収入も夢ではないようです。
ミュージシャン(アマチュア)
$7、200〜
これだけでは生活の生計が立てられないので、他にも仕事を掛け持ちしていたり、または、楽器ができるなら講師をしたりしているようです。
また、大学でMusic Degree
(大学にもよりますが年間$25.000で3年間ほど学びます)を専攻することによって、
- Music producer.
- Music therapist.
- Musician.
- Private music teacher.
- Secondary school teacher.
- Sound designer.
- Sound engineer.
- Sound technician, broadcasting/film/video.
このような道を開くこともできます。
アクター
$40,860〜
アクターになりたい場合も特別に学校に通わないといけないということはないようですが、ほとんどケース大学などで勉強されている方がほとんどです。
オーストラリア国内で人気のあるアクティングスクールは
The National Institute of Dramatic Art
The Victorian College of The Arts
Queensland University of Technology
特にNIDTは世界にも通用するアクターをたくさん輩出しているそうです。
映像関係
$54,855
この職業につきたい場合は大学で2年間ほどクリエーティブアート、メディア、スクリーンプロダクションを学ぶ必要があります。
大学終了後には
- cinematographer
- cross-media content creator
- director
- distributor
- editor
- post-production supervisor
- production manager
- producer.
このような職業の選択肢も増えます。
医者
$126,750
医者と言っても眼科医、歯医者、耳鼻科医、内科、外科など職種はたくさんあるので一概には言えませんが、どの職種も大学で最低5年は勉強しないといけません。
またメルボルン大学でDoctor of Medicineを勉強する場合、
$77,888/年間
4年間で$335,707/年間かかるようです。
インターンシップを2−3年その後お医者さんとして働くことになります。
看護師
$73,000
最短コースで看護師になりたい場合は大学もしくは専門学校で2年間のDegree コースでも取得可能です。その際400時間ほどの実務経験が必要になります。また2年間を終了した段階でエンロールドナースになります。大学(bachelor)で4年間勉強するとレジスタードナースになります。
レジスタードナースは高度な専門知識と責任を持っており、多くのやりがいのあるやりがいのある役割を担うことができます。たとえば、ユニットマネージャー、チームリーダー、または医療管理の仕事をすることができます。
ちなみに2年間のDegreeコースで$20,000−35,000ほどかかります。
スポーツ選手
$49,143
スポーツ選手は大会やイベントなでに参加することが主な仕事のようです。オーストラリアで人気のあるスポーツはフッティー、バスケットボール、ボクシング、クリケット、ゴルフ、ラグビー、テニス、水泳だそうです。
また、スポーツ選手を目指しつつも大学で勉強をされている方も多くいるようで、フィジオセラピスト、フィジカルエドゥケーション(体育の先生)などが多いようです。
先生
$65,000-$70,000
学校の先生になるには大学で4年間幼児教育、小学校、中学校教育を勉強しないといけません。また州によって認定要件も違うようです。
2021年の段階では数学とサイエンスの先生が不足しているようです。
学校によっても異なりますが年間費は大体$15,000から
$33,000/年間にかかるようです。
作家
$62,000
こちらも又かなり狭き門のようですね。作家になるためにわざわざ大学に行かなければいけないということはないようです。本を書いて、それを出版社に送る。もしくは自分で出版してしまうというのが一般のようです。
ですが多くのかたがDIplomaもしくはDegree/BachelorのCreative Writing を専攻しているようです。このコースを卒業すると作家だけではなく他にも職業の幅が広がります。
例えば、編集者、クリエーティブコンテンツプロデューサー、
また小中学校や図書館などでも働くことができます。
弁護士
$184,958
オーストラリアで弁護士になるには最低4年間大学でBachelor of Law Degree か combined Bachelor of Law Degree(5年以上)が必要異なります。
学校によってかなり費用に違いが出てきますが、
undergraduate $15,000-33,000
masters degree $20,000-$37,000
doctoral degree $14,000-$37,000
親が弁護士だったり、またはコネクションがある人は卒業後すぐに仕事が見つかるようですが、そうではない学生さんたちは仕事を見つけるのがかなり大変なようです。
最も稼いでいる職業
オーストラリアの税務署が2021年の高額納税者の職業リストを発表しました。
Australian Tax Office reveals Australia’s highest earning professions
Australia’s top earning jobs
- Surgeon – $394,303
- Anaesthetist – $386,065
- Internal Medicine Specialist – $304,752
- Financial Dealer – $275,984
- Psychiatrist – $235,558
- Other Medical Practitioners – $222,933
- Judicial or Legal Professionals – $188,798
- Mining Engineer – $184,507
- CEO or Managing Director – $164,896
- Engineering Manager – $159,940
タックスオフィスが出している高収入職業ランキングを見てみると1−3位までが医療系が占めています。
またこの職業リストを見ているとこれから10年後20年後にもまだまだ需要がありそうな職業ばかりですね。
早い段階でなくなる4つの職業
またこれから先なくなるであろうと言われている職業もたくさんありますよね。その中でも早い段階でなくなってしまうであろう職業が次の4つだと言われています。
旅行会社
旅行会社に行かずとも自分で旅行のプランを立てチケット購入したりなどネット上で全てできるようになっていくので、旅行会社はなくなるだろうと言われています。
レジ係
もうすでに、スーパーや量販店ではセルフレジが普及してきています。この職業も近い将来亡くなってしまうと言われています。
お手紙を届ける郵便配達
荷物を届ける配送会社はこれからもあるだろうと言われていますが、手紙などはペーパーレスが進んでいき、なくなるだろうと言われています。
銀行窓口係り
もうすでに現金を取り扱うところも少なくなている上、送金など全て携帯のアプリからできるようになっているため、銀行の窓口係もなくなるだろうリストの中に入っていますね。
まとめ
子供達がなりたい職業ランキングもあながちこれからも需要がありそうな職業ばかりですね。
親としては高収入ではなくても生活していけるくらいの稼ぎのある仕事をしてもらいたなって思うのが本音ではないでしょうか?
いくら、高収入でも本人のやりたい仕事と親がやって欲しい仕事は違うので、あくまでお子さんの適正を見ながら、お子さんんいあった職業を見つける手段として参考にして欲しいです。
コメント