レジリエンス プロジェクトなるものに参加してみた

生活

タイトルからして何か怪しいセミナーに参加してきたような感じですが、
全然怪しいセミナーではありません。

レジリエンス プロジェクト これはうちの子供達が通っている学校の親御さん向けに行われたセミナーです。

それでレジリエンスってなんなのさ?

って思いますよね、ここでは簡単に説明しておきますね。

レジリエンスとは何か問題が起きた時、心が折れそうな時に立ち直る力、打たれ強いみたいな感じですかね。
元々は回復力や、反発力などという意味があります。

 

それでは今回学んだレジリエンスプロジェクトを私なりにまとめたので解説していきたいと思います。

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ゲストスピーカー

今回このレジリエンスプロジェクトで話をしてくださったのは
Hugh Van Cuylenburgさんでした。

彼は長年オーストラリアの教育機関に携わっており、
2008年ボランティアで、インドの北にある町で数ヶ月過ごしたそうです。
そこは電気も水もないような場所でした。

ですがそこに住む人々はとても幸せそうだったそうです。

それから大学院に戻り彼は小さな村で学んだことを生かし、
より充実した生活を送るためには、
感謝、共感、マインドフルネス
が重要だということに辿り着き、それらを教育機関で提唱していくことを始めました。

そのプロジェクトはどんどん大きくなり今や本を出したり、色々な学校でゲストスピーカーとして話されたりしているようです。

 

充実した生活に必要な3つとは

ここからは Hugh Van Cuylenburgさんが提唱している充実した生活、幸福な生活に必要なことについて書いていきたいと思います。

 

Gratitude 感謝

Hugh Van Cuylenburg さんがインドの北にある街を訪れた当初は、こんな電気も水もないようなところで数ヶ月も生活するなんて絶対無理だ!
っと思ったそうです。

ですがそこで暮らす人々をみて次第に考え方が変わっていたようです。
彼がずっと不思議だったのは、村に住む人々がその暮らしに満足していることだったそうです。

なぜ彼らはこの生活に満足なのか?

They are very good at pay attention to what they have and not worrying about what they don’t have.
それは、彼らが自分たちが持っているものに特に注意を払って、持っていない物について心配したりしない。

もっと自分たちの周りに存在するポジティブなことにきずき、そのことに感謝する気持ちを持っている!っということに辿り着きました。

 

 

Summy
Summy

これがまさしくGRATITUDEの精神ですね。

 

 

また Hugh Van Cuylenburg はスピーチ中こんな質問をしてきました。

Will you be happy If you bought this car ?
もしこの車が手に入ったらあなたは幸せですか?
will you be happy if you could live in this house?
もしこの家が手に入ったらあなたは幸せですか?
will you  be happy if you got this job ?
もしこの仕事が手に入ったらあなたはハッピーですか?

皆さんはどう思いましたか?

私はハッピーだと思いました。

でもその後に彼はこんな言葉を繋げました。

じゃー6ヶ月後、12ヶ月後あなたはまだ、
そのことにハッピーでいつづけられていますか?

 

もしその車に傷が入っても買った時と同様の幸せはまだそこにありますか?
夢にまでみたお家住んでみたら、不満はありませんか?
やっと手に入れた仕事、働いてみて不満はありませんか?

本当の幸せとは色あせず心の中にずっとある物です。

感謝をするっていうことはなかなか難しいことです。
ですが、まず次のことをやってみてください。

 

今日あなたに起きた3つの素敵なこと(うまく行ったこと)を書き出してください。
What are three things that went well for you today?
どんなことでも構いません。小さなことでいいんです。

 

<例えば>

今日買ったコーヒーがすごくおいしかった。
天気がよくてハッピーな気持ちになった。
探してたものが見つかった。

21日間続けた場合

あなたは思考はポジティブなことを見つけるように変わります。 また、あなたは以前より3倍もポジティブな事に気付くことが できるようになります。

42日間続けた場合

病気になりにくくなる
エナジーがみなぎる
幸せを感じる
色々なことに熱心になれる
より集中することができる
決め事などにも積極的になれる
楽観的に考えられる
睡眠の質を高める
うつ病や不安のレベルが下がる

 

他にもHugh Van Cuylenburgは子供向け、ティーンエイジ向け、それから大人向けのGratitude感謝の気持ちに気ずけるアクティビティーをオンライン上に乗せておられるのでぜに試されてみてください。

 

Empathy 共感

共感とは優しと密接に関連していて、共感するとは他人の立場になってみることです。私たちは他人に親切にすることによって相手の気持ちを感じ共感することができるのです。
そしてその肯定を脳は愛と関連ずけ、幸せな気持ちになるのだそうです。

 

Summy
Summy

それでは家庭でもできるEmpathyアクティビティーをみてましょう。

 

家族や友達、あなたの一番近い人たちへ

⚫︎家族のために夕食または昼食を作ったり、お子さんだとお手伝いをしてください。

⚫︎家族のためにお掃除をしてみてください。

⚫︎感謝のカードを書いてみてください

やった後にどう感じましたか?
あなたの家族/友達はどのように反応しましたか?

次のアクティビティーは Random Act of Kindness

ここにいくつかのアイデアがあります。

⚫︎友人や家族に電話またはメッセージなどで連絡をとってみましょう

⚫︎電車/バスで他の人に席を譲ってあげましょう。
誰かを素直に褒めてみましょう。

⚫︎ありがとうと言いましょう。知らない人に微笑んでみましょう。

⚫︎過去数週間であなたを助けてくれた誰かに感謝しましょう。
また具体的にどのように助けてもらったのかも思い出してみましょう。

これはアクティビティーとしてあげた物ですが実は、普段からできる相手を思いやる心です。

 

私たちが親切になるたびに、私たちの体はホルモンのオキシトシンを放出します。オキシトシンは私たちの自尊心、積極性、自信を向上させます。

Mindfulness マインドフルネス

 

マインドフルネスとは、自分の身に今起きていることに意識を集中させて、自分の感情・思考・感覚を冷静に認識して、現実を受け入れること。

Hugh Van Cuylenburgさんはこんな話をしてくれました。
あるリサーチによると

1日のうちの49%を私たちは未来のことについて考えているそうです。それから34%を過去のことについて考え、現在のことについて考えているのは1日のうちたったの15%程だそうです。

 

未来のことについて考えるとは
次にやらなきゃいけないことだったり、未来に起こりうることに備えるために考えているそうです。

過去のことについて考えるとは
過去の過ちなど、過去の栄光、あの時違う方法をとっていたらっと考えることだそうです。

1日のうちの半分以上の時間をこの2つのことを考えるせいで人は不安になったり、心にゆとりが持てなくなってしまうそうです。

Hugh Van Cuylenburgさんお勧めの気分を変えるアクティビティー

なんだか気分が乗らない、やる気スイッチが見つからない日ってありますよね。
そういう時に気分をすばやく改善するためにできることが3つあります

  1. 明るい音楽を聴きく。一緒に歌うとより効果的だそうです。
  2. 運動をする。たった5分でも体を動かすということが重要だそうです。
  3. 笑う。お笑いをみたり面白い動画をみたりすると効果的だそうです。

 

 

Summy
Summy

気分が乗らない時ぜひ試してみてくださいね。

 

マインドフルネスの詳しい効果やアクティビティーを知りたい方は別の記事でまとめているのでぜひ読んでみてください。

 

最後にHugh Van Cuylenburgさんが話していたのが、
子供との時間をもっと大切にしようということでした。

彼にもお子さんが2人いるそうです。ある日、子供を連れて公園に行くと、公園にはたくさんの子供達とその保護者がいたそうです。
ですが、ほとんどの人が下を向いて携帯をみていたそうです。

マインドルフネスで話したように今、現在、子供と公園にいるという状況で、ここは全力で子供と向き合って遊ぶべき時間なのにまた違うことを頭は考えている。

彼は子供と公園に行く時くらい携帯を置いて・・・・もしくは携帯のノーティフィケーションくらいは切って子供との時間を大切にしてみると、もっとあなたの人生は幸せな方へかわりますよ。っという話で締めくくられ、セミナーは終わりました。

まとめ

いかがだったでしょうか?

Hugh Van Cuylenburgさんは、より充実した生活を送るためには、
感謝、共感、マインドフルネスが重要だということを提唱されていて、この3つのことについて掘り下げてきました。

感謝とは自分たちが持っているものに特に注意を払って、持っていない物について心配したりしない。

自分たちの周りに存在するポジティブなことにきずき、そのことに感謝する気持ち

共感とは他人の立場になってみることです。他人に親切にすることによって相手の気持ちを感じ共感することができる。

マインドフルネスとは自分の身に今起きていることに意識を集中させて、自分の感情・思考・感覚を冷静に認識して、現実を受け入れること。

もし、今のよりもっと充実した生活を望むのであればぜひ試してみてはいかがでしょうか?

最近我が家では子供達に学校で起きた○○○3選をやっています。
面白かったこと、嬉しかったこと、すごいなーて思ったことなどを3つ子供達に聞くと、そこからも新たな発見があったり子供達の感じ方などが分かってとても面白いですよ。

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