お子さんも小学校に上がり自分のことも自分でできるようになってきた頃、ふっと思うのが、
このまま専業主婦で行くのか?
それとも外に働きに出るのか?
そろそろ子供から手が離れたし、何か仕事を始めたいなぁー。でも子供との時間も大切にしたいし、働きに出るか悩むなーー!!
コロナ禍で家にいることが多いし、何か勉強でもしようかな!
そんなお母さん達に紹介したいのが、
Teacher’s Aideのお仕事です。
今回はTeacher’s Aideのお仕事について、なぜ、主婦にお勧めなのか?それからそのお仕事についているお友達の体験談も聞いているので詳しく説明していきたいと思います。
Teacher’s Aide とは
簡単に説明すると、学校の先生の補佐をするお仕事です。例えばリソースや教材の準備などをしたり、授業がスムースに進むようにサポートします。
どうしてTeacher’s Aideがお勧めなのか?
- まず第一に働く時間が、子供が学校に通っている時間自分も仕事ができる、子供のスクールホリーデー中は仕事が休み。
幼稚園や保育園で働く場合は、子供のスクールホリデーに合わせて自分も仕事を休むことができないんですよね。
- 学校で働くことによって学校のことがよくわかるので、自分の子供とも友好な関係が築けるほか、授業内容の把握などもできる。
- 今まで自分がやっていた子育ての経験をフルに活用できる。
どのくらい勉強が必要か?
Teacher’s Aide に必要なクオリフィケーションは、
Certificate Ⅲ Education Supportが必要になります。
学校に通って(フルタイム)勉強をする場合は大体6ヶ月ほどの勉強期間になります。
オンラインコース(自分のできる時間に勉強ができるスタイル)の場合は、12ヶ月ほどかかります。
もしすでにEducation Supportの経験があるのであれば、
Certificate Ⅳ Education Supportを勉強することによって時給も変わってきます。
またTeacher’s Aideの仕事を通してもしその仕事が自分に合っていると思えばさらにその後勉強して、小学校の先生や中学校の先生などのキャリア・アップの道も開けます。
どんな勉強をするのか?
- カリキュラムフレームワーク内で生徒の発達と学習のサーポート
- チャイルドプロテクションなどのフレームワーク
- 子供達の健康と安全
- 生徒の発達、教育のサポート
など大体17個ほどのサブジェクトがあり、ワークエクスペリエンスもカリキュラムの中に含まれています。
どんな人がこの職業に向いているのか?
- 忍耐力のある人
- 子供達と楽しめることができる人
- 決まり事を守ることができる人
- 徹底的にサポートに回れる人
- 英語でのコミュニケーションスキルまた文章力がある人
とにかく子供好きで、子供の発達/教育に興味があるかたにはお勧めです。
お給料はどのくらい?
最後に気になるのがやっぱりお給料ですよね。
Teacher’s Aideの平均の時給は$24だそうです。
ちなみにオーストラリアの最低賃金をご存知でしょうか?
1時間$20.33になっています。
1週間38時間働いた場合の1週間の収入は$772.60
年収で考えると$40.175
エージェントに所属する場合は働きたい日数や時間なども希望にあったものを選ぶことができることがあるようです。
インタビュー
今日はお友達のKellyに話を聞きたいと思います。
Kelly は2年前に学校に通って、Teacher’s Aide取得、
その後1年間エージェントに登録して週に2−3日働いていましたが、
学校の求人を見つけ面接に合格、今年は週に4日フルタイムで働いている3人のお子さんのお母さんです。
Teacher’s Aideの仕事はどう?週4日間のフルタイムはやっぱり大変?
最初はルーティーンになれるまで大変だったけど、今では楽しく働いてるよ。っていってもフルタイムで働き始めてから、ロックダウンもあって、本来のようには、まだ働けてないのが現状。
基本的には9−3時のお仕事で、スクールホリデーに仕事がなく、家族と一緒にいれるし、タームごとだからメリハリがある感じがしてすごく気に入ってる。
仕事が9−3時でスクールホリデーに仕事がないってのがやっぱり小学生の子がいるママには理想だよね。
基本的にはどんなことしてるの?
そうねー生徒で助けの必要な子をサポートするって感じかな。
そういう子達はLiteracyリテラシー(読み書き)が得意じゃないから、スペリングのお手伝いだったり、その子にあったライティング(文章を書く)の補助をやっている感じ。
あとはRecessリセス(休み時間)に子供達を監督するのも仕事の一つよ。
じゃーーこの仕事で大変なところはどこ?
そうねー子供によってはBehavioural issueのある子達もいるからそこはやっぱり大変よね。あとは礼儀の知らない子も多いからストレスにはなるかな〜。
Behavioural issueってどういうこと?
Behavioural issueは、そうねー
- anxiety disorder.(心配症)
- attention deficit hyperactivity disorder (ADHD)
- bipolar disorder.(気分症/躁うつ病)
なんかが含まれるかしら、そういう子達はその子にあったスペシアルケアーがより必要になるから、どうアプローチするかいつも考えさせられるわ。
これからTeacher’s Aideを勉強する人にメッセージはある?
この仕事は子供が好きじゃかったらやっぱり、厳しいと思う。
あとは子供に圧倒されずに指導できるかが重要だと思う。
さっきも言ったように、失礼な子や礼儀を知らない子もいるから、そういう子にも注意をしたりしなきゃいけないからねー。
English はどのくらいのレベルが必要だと思う?
なかなか難しい質問ねー。
やっぱり英語力は少なくとも必要になるとは思うけど、どの仕事でも英語力って必要でしょ。だから一般的に英語ができれば問題ないと思うわよ。ただTeacher’s aideの勉強を始めて、その授業にもついていけないようだと難しいかもしれないけど・・・・。
私は少なくともこの仕事は責任感があってやりがいもある仕事で、自分の子供とも時間を大切にできて、すごく満足してるから、英語が心配なんて言ってないでやってみたらいいと思う。
Kellyに話を聞いてみて、仕事をすごく楽しんでいるのが伝わってきました。やっぱり子供が好きで、自分の家族との時間も大切にしたいお母さん達にはぴったりの仕事だと思いました。
まとめ
今回はTeacher’s Aide のお仕事がどうして子供を持つお母さんに向いているのか?についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか?
Teacher’s Aide とは、学校の先生のサポート、助けの必要な子供についてリテラシーなどのサポートをするお仕事です。
お仕事は基本的にオーストラリアのカリキュラムにそっているので、ターム制でスクールホリデー中は仕事がありません。
メリットは、ホリデー中家族との時間を大切にできたり、働く時間も基本的に9−3時のところが多い。
デメリットは、色々なタイプの子供達についてサポートしないといけないので、その子にあったケアーを考えなければいけない。
どうですか?ちょっとやってみたいなっと思われた人はKellyも言ってたように、とにかく一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
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