小さな子供が英語を読めるようになる方法ってなんだと思いますか?
まず最初に思い浮かぶのがフォニックスじゃないですか?
英語を読めるようになるためにはフォニックスが必要だ!とよく言われますよね。
その通りです。
その通りなのですが、フォ二ックスだけじゃないんです。
今回はフォニックスではなくSight Word に焦点を当てて、海外の子供達がどのように英語学習をしているのかを解説していきたいと思います。
子供が言語を学ぶのは聴覚から
どの国も関係なく、まず赤ちゃんが一番最初に触れる言語は聴覚から入ってきます。ご家族が話している言葉だったり、テレビやラジオ、音楽かもしれませんが、まず耳から入ってきます。
母国語を英語としない方向けの英語耳を作る方法をこちらの記事で書いています。
幼稚園に入るとフォニックス
それから幼稚園に上がると、フォ二ックスを導入しているところがほとんどで、アルファベットと一緒にフォネックスを学ぶようになっていきます。
こちらを見てもらえれば分かると思うのですがフォニックスではABCをエービーシーとは発音しません。
フォニックスを習う利点としては、一つ一つのアルファベットの発音が綺麗になり今まで読めなかった単語も自分で読めるようになります。
長い単語が読めるようになったり、自分で本が読めるようになるのはお子さんの自信にも繋がりますね。
Sight Wordとは
今日のテーマでもあるSight Word
オーストラリアでは学年ごと(年齢にあった)Sight Wordがありそれを覚えることにより単語量を増やしていきます。
またsight word に出てくる単語はスペリングがトリッキーで読みにくいものが多いのも特徴です。それもあって視覚で覚えてしまおうって言うのが目的のようです。
Sight Word が読めることによっての利点としては、本を読むスピードが断然早くなります。
我が家の娘がプレップの時に学校で見てたのが、
Jack Hartmann Kids Music Channel♪
最初に覚えたいSight Words 52
all | eat | now | so | went |
am | four | on | soon | what |
are | get | our | that | white |
at | good | out | there | who |
ate | have | please | they | will |
be | he | pretty | this | with |
black | into | ran | too | yes |
brown | like | ride | under | |
but | must | saw | want | |
came | new | say | was | |
did | no | she | well |
このSight Word が読めるようになると幼稚園生が読む絵本を自分で読むことができるくらいのレベルになりますよ。
プレップではこれにもう少し加わって100語ほどのSight Wordを覚えていくことになります。
Sight Word の覚え方
それではどのように覚えていくのがいいのでしょうか?
- フラッシュカードにして覚える
- オーディオブックなどの音読してくれる本(文字を目で追えるもの)
- Sight Word ビンゴゲーム
- Hopscotch Sight Word
チョークなどで地面にマス(四角、まるや三角など)を書いて数字を書き、書いたマスとマスの間を飛んで遊ぶゲームです。
Hopscotch Sight Word では数字の代わりにSight Word を書きそのマスを通るときにSight Word を声に出していくと言う遊びです。
まとめ
今回はフォニックスではなくSight Word に焦点を当てて、海外の子供達がどのように英語学習をしているのかを解説してきましたがいかがだったでしょうか?
視覚から覚えるSight Word
単語自体はトリッキーなスペリングが多いですが、覚えることによって本を読むスピードが断然に上がります。
幼稚園児には特にお勧めで、52のSight Wordを覚えると自分自身で年齢にあった本を読むこともできるようになります。
もしお子さんの単語量を増やしてあげたいなと思ったらSIght Word から始めてみてはいかがでしょうか?
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