お子さんが小さいうちは日本語を楽しく学ばさせてあげることができるのですが、小学校に入ると、なかなか継続が難しくなっていませんか?
オーストラリアで子育てをされているご両親のどちらかが日本人の場合お子さんにも日本語を教えたり、土曜校に通って日本語を習得させようとしたりしているのではないでしょうか?
ご家族の母国語(今回は日本語)を学ぶことによってより円滑なコミュニケーションをお子さんと履かれるのでとてもいい事ですよね。
ですが、小学校も3年生、4年生になってくると継続するのがだんだん難しくなってきていませんか?
日本語に限らず、語学を習得するのってすごく大変ですよね。
ですが、その大変な語学習得もいずれVCEでその言語を選択するとしたら無駄には絶対なりません。
VCEのJapanese には2通りあり
●日本語第一言語
●日本語第二言語
というふうに2つに分かれています。(詳しくは本文を読んでみてくださいね)
今回は今、お子さんたちに日本語をご自宅で、もしくは、土曜校などで学習しているけれど、続けていくか迷われている方へのアドバイスとして記事を書いています。
VCEでJapaneseを選ぶ
最初のところでも説明したようにVCEで日本語を選択する場合2通りあります
Japnanese First Language
Japanese Second Language
日本語の試験では基本的に
- reading
- writing
- vewing
- listening
- speaking
5点を中心にテストが作られています。
Japanese First Language(日本語第一言語)
この日本語第一言語を選ばれる方というのは、高校生の時からオーストラリアに留学できている日本人の方などはこちらに分類されます。
VCAAが出しているサンプル問題のウェブサイトです。
https://www.vcaa.vic.edu.au/assessment/vce-assessment/past-examinations/Pages/Japanese-First-Language.aspx
さすが日本の教育を受けてきている方向けなだけあって、なかなか難しい問題になってますよね。基本的に自分の意見を日本語で説明したり、論したりするような問題が多い気がします。
Japanese Second Language(日本語第二言語)
この日本語第二言語の場合は日本の教育機関で7年以上の教育を受けていない学生を指します。海外生まれのバイリンガルの学生がこちらに分類されます。
我が家は日本人夫婦なので心配していたのですが、子供たちはオーストラリア生まれで、日本の教育機関を全く受けていないのでこちらに分類されるようです。
日本語第2言語のサンプル問題になります。
問題自体も英語になっていたり、使われている漢字は小学校3年生くらいまでの漢字で、他の漢字には読み仮名がついています。なので、しっかり土曜校やご自宅で日本語を勉強されているお子さんなら、そんなに難しくはないかもしれなせんね。なのでどちらかというとどのくらい日本語のボキャブラリーを知っているのか?っというのが重要になってくるかもしれませんね。
もし通っているセカンダリーで日本語を教えていなかったら?
どこのセカンダリーでも日本語をやっているというわけではないですよね。
その場合でもVCEで日本語を選ぶことができます。
まずはセカンダリースクールのイヤーコーディネーターと話してみることが重要ですが、
こちらのウェブサイトではビクトリアの政府が推奨しているセカンダリーでやっていないVCEのサブジェクトを受講することが可能なサイトです。
セカンダリースクールを選ぶ際も日本語をやっているところを選ばないといけないということは
ありません。
VCEでLanguage(日本語)を選ぶ利点
まずなぜVCEでLanguageを選ぶのか?
もちろん将来的に入りたい大学のコースに必要なユニットを選ぶのが一番良いのですが、
ATARのスケールの際多くの大学でLanguage はボーナスポイントをもらえるというメリットがあるんです。
Language ボーナスがもらえる大学
- Australian Catholic University
- Australian National University
- Charles Darwin University
- Curtin University
- Edith Cowan University
- Flinders University
- Griffith University
- Macquarie University
- Monash University
- Murdoch University
- University of Adelaide
- University of Melbourne
- University of New South Wales
- University of Newcastle
- University of Queensland
- University of South Australia
- University of Sydney
- University of Technology Sydney
- University of Western Australia
- University of Wollongong
- Western Sydney University
就職をする際にも、会社によっては他言語を話せることによってボーナス(賞与)がもらえるところもありますよ。
まとめ
いかがでしたか?
多言語を勉強するのはすごく大変なことですよね。小さいうちは楽しく学んでいた日本語も年齢が上がるにつれてだんだん難しくなってくるんですよね。特にバイリンガルの子の場合は漢字が本当に大変ですよね。
ですが、上で説明したように、VCEの第二言語Japaneseは小学校程度の国語力があればなんとかできる問題になっています。
なので3、4年生日本語を続けるか迷われている方はぜひ、この小学校6年生までの日本語を目標に頑張ってみてはいかがでしょうか?
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